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20/2/1/1/絶先
引っ込み思案で恥ずかしがりや、小さい頃イジメにあい強くなろうと剣を持つ
綺羅々
5/3/0/2/牙導牙先
見てはいけないし、聞いてはいけないし、想ってはいけない知ってはいけないその可能性に思い至ってもいけない考えてはいけない逃げても追いつかれる忘れても思い出させられ――――
希望世界事件
利根川よどみ教師によって企てられたそのテロ未遂事件から、一年が経過した。
当時二年一組だったコヨミちゃんも修学旅行に参加していたので、その事件を目の当たりにしている。
しかし、彼女が巻き込まれた事件は、テロ未遂事件とは全く別のものだった。
マーガレットハンドレッド
第零回戦。vs鹿毛老さん。
予兆はこのときからあった。
私が演舞場に上った途端、鹿毛老さんがなにやら騒ぎはじめたのだ。
随分な怯えようで、そのまま失格になってしまった。
今になって思えば、彼は"見て"しまっていたのだろう。
決して知ってはならない"彼の存在"を。
第一回戦。vs岸掘 湯画さん
私がまともに戦えたのはこの試合が唯一だった。
といっても、紫電剣で呼び出した女の子が代わりに戦ってくれたのだけど。
みんな「紫電強い!強いぞ紫電!」とか言ってた。
わたしも言ってた。
そして第二回戦。
第二回戦は、vs死技野 姑獲女さん。
こわかった。すごくこわかった。
なんか起動してた導来剣を投げ出して、一目散に逃げたような気がする。正直よく覚えていないけど
とにかくこわかった。私の目よりずっとずっとあかい眼が、死技野さんの奥の奥から見下ろしていた気がした。
これは今もだけど、死技野さんとは一度も喋ったことがないです。嫌な予感しかしない。
たまに目が合うと、目の奥が酷く痛む。あの紅い眼は存在しないし、見てはいけないし、聞いてはいけないし、想ってはいけない知ってはいけな
あれから一年がたちました。
もうすぐ卒業です。
一組はクラス替えがないはずだけど、あの事件のあとは結構なクラスメイトが出入りしました。
私も事件後しばらくは学校に行けなくて、今でもたまに、
あの恐ろしい夢を見た日は休んじゃいます。
そんな日は、もうこわくって、
逃げ出したいけど逃げられもしなくって逃げても無駄で
でも最近はこうも思うようになりました。
逃げても隠れても無駄なのだから、閉じこもっていも意味ないじゃないって。
そんなこと言いながら、今日はダメだったけど。
明日は学校で戦闘祭があるみたい。
みんな元気かなぁ。
「明日は学校に行ってみよう。今度こそ自分で戦うんだ」
elec.
SNPcat
ありません
10/3/0/2/散導牙
片平カリナの姉。
本来ならば高校は卒業している筈の歳だが、持病があり自宅で長期療養をしていた為に勉学に遅れが出ている。
かつてはとある宗教団体の御神体として祀り上げられていた。
だが『希望世界事件』から数ヵ月後、養父であった教祖が何者かに殺害されてしまう。
引き取り手の無かった片平姉妹は教団から離れ、今は養護施設に預けられているらしい。
ちなみに『とある宗教団体』と表現が不明瞭になっている理由は、マナの養父が表向きには『医療機器メーカーの社長』という立場だった事から名称も実態も不明な為。
だが状況から考えてその宗教団体は『希望世界』であると考えておそらく間違いない。
カリナと違いおっとりとした人当たりの良い性格をしているが、成績や運動神経はあまり芳しくない。
全てが終わった今、彼女達は普通の生徒となっている。
何も問題は無い。
「カリナちゃん、今日はお姉ちゃん頑張るからね」
「……」
ブルー
紙月狐
5/1/0/3/導堕黙祈炉
一代にして財を成した木俣グループ総帥、木俣奏子の一人娘。
入学当初から他人との接触を極端に避けていた。
しかし謙虚で気の利いた振る舞いと、彼女の家庭環境も相まって、「高嶺の花」や「孤高の人」として扱われてきた。
公子が他人と話す場面を見た者は極めて少なかった。
彼女が話す相手は一つの例外もなく、彼女の兄、木俣有のみであった。
しかし二年の修学旅行にて、兄の有が突然の病に倒れて以来、公子の性格は一変する。
それまで話そうとしなかったクラスメイトと積極的に関わりを持つようになり、また時々豹変したように、底抜けに明るい表情を見せたりした。
そのあまりの変化に、教師やクラスメイトははじめ、公子は兄のことで心がおかしくなってしまったのではないかと疑うほどだった。
しかし彼女の他人を思いやる性格や、思慮深い一面は変わっていなかったため、その変化は好意的に受け入れられていった。
彼女は今、毎日を笑って過ごしている。
それが叶わなかった人のために。
しゅん
5/0/0/4/導星熱堕牙
ならしのらいこ。サイキック。
剣を恣意的な物理現象として出力することが出来る。
修学旅行での一件以来、戦闘スタイルを一新した。
目を閉じ、耳を塞ぐ瀬子はもういない。
星:空間内の運動を遅延させることにより、擬似的に時間を加速させる。
熱:戦闘への集中。
堕:ビルドに対し、逆位相でアプローチすることにより形成を妨げる。
牙:分子の運動制御による衝撃波。
「よーしみんなー! 男の子も女の子もそれ以外も今日は思う存分殺し合おうね!」
clown
5/0/0/4/肢祈詠祈晶
オーロラメモリーに蓄積された剣士たちの記憶を溺愛している。
暇さえあればビルドして、キスしたり、一緒にベッドで眠ったりしている。
とある企業のご令嬢で、一見すると高校生には見えない妖艶な美女だが、
校内でもビルドを侍らせ、ご褒美と称してキスしている姿が度々目撃されるため、
一部から『変態女王様』との謗りを受けている。
口癖は「美は永遠に宿るのよ」
美術部所属でビルドを絵のモデルにしているが、
壊滅的にヘタでまるで幼児のような絵。
本人も気にしているようで、その点を指摘されると機嫌が悪くなる。
いか猫
5/0/0/2/薬咲儀祈祈祈廃
場所は緋森高校に移り、時はあの事件の一年ほど後に移る。
彼女は校庭に立ち、アリスのスピーチを聞いていた。
アリスさんはすごいなぁ、さまになるなぁ、などと思いながら。
その時、ラインを引いてた用務員と思しき人物が、えぬえむに話しかけてきた。
「このスピーチ理事長の意向混ざってるだろ。腰とか聞こえたぞ腰。
噂によると理事長は腰骨破壊フェチだからな。
一年ぐらい前は剣略称に腰と書いておけば破壊剣として通ったという噂があるぐらいだ」
剣匠だった。
「どうして居るのよ」
「お前の無様の姿でも撮りにこようと思って」
「本業は?」
「【緋森高校戦闘祭のため臨時休業】の札出しといた」
「そもそもなんで用務員の格好なのよ」
「ちょっとボランティアでな」
「大体見に来るにしても父兄参観枠があるでしょ」
「お前の父親じゃねーしなー」
「私だってこんな父親お断りだけど一応曲がりなりにも保護者でしょ」
「えっ」
「えっ」
「おっとスピーチが終わったようだ次の用意次の用意」
行ってしまった。
彼女は彼女なりにやるのみである。
……やらざるを得ない、と言うべきか。
「緋森は逸材だらけだ。強者がうじゃうじゃ居る。あいつを無理通して入れた甲斐があるってもんだ」
…一組はいわばファーストクラスである。
一体どうやって剣匠はえぬえむを一組へねじ込めたのか。謎は尽きない。
えぬえむ
毎度おなじみ生きた化石剣師。彼女自身についてはm2011α参照のこと。
年齢の都合上、他の皆より一回りから二回りは小さい。でも三年生。
彼女の自動蘇生とデスキャンセラーでは命の剣と魂の剣ぐらいの違いがあるので、
デスキャンセラーはありがたいと思っている。
対人に関してはそこそこだが、剣獣・幻獣に対しては滅法強い。
剣獣・幻獣出現の報があるや否や剣匠によって討伐に送られまくった結果である。
おかげで緋森高校周辺では剣獣などはあまり見かけることがない。
アルティア
彼女についてもm2011α参照
えぬえむのかばんに入って一緒に通学している。
休み時間になると出てきてはえぬえむと同行し授業中は隠れる。
剣匠
詳細不明の本業鍛冶屋。剣匠と呼ばれてはいるが剣以外も普通に作る。
昔は世界を巡る冒険をしていたらしいが詳細は一切謎。誰も語らない。自分を含め。
これでも自分の弟子以外に対する人当たりは割と良かったりする。
緋森とのコネは剣の仕入れを通じて得たとか得てないとか。
N.M
staraiZ
5/0/0/2/黙儀祈祈詠伝廃
運輸産業系の大会社、仙王寺ホールディングス総帥の実娘。しかし愛妾の子である。
幼年期に母共々に勘当を受けて以来、中下流層での生活を余儀なくされている。
仙王寺家のルーツは比良坂流古神道に連なる忍の血統であり、優秀な戦闘力は父親譲り。
自らの境遇を恨みつつも前向きに捉えており、病の母親を抱えての学費工面に奔走する。
生活の糧は、二組にはとりわけ額面の良い奨学金と、家庭教師のバイトを週四回。
環境的に、また性格的にも友人を持てない人間になってしまっているが、本人はさして気にしていない模様。
噂好きの言によればある一組男子に気があるらしいが、腹に一物あるのだろうと大して話題にもされていない。
友人K
5/2/0/3/導堕壊毒
-- -1 --
ねぇ,そこで漂ってるあなた。
その感じだと無理して登ろうとして失敗しちゃったのかな?
でもまだ大丈夫。まだ存在できるよ。
あなた一人では無理だけど,私の残滓があればあなたを存在させられる。
ね,だから,私の残滓と1つになって──
-- 0 --
桜井 茜(さくらいあかね) 緋森高校2年4組所属。
生徒会の書記を務めている。人当たりが良く■誰にでも等しく接する。
四組に所属しているのは「誰かの役に立ちたい」という想いからで■,対人能力は高くない■。
ビルドはあまり得意ではないが,戦うことが苦手■なため戦闘祭には慣れないビルドを駆使して臨む■。
-- 1 --
あはははっ,ねぇ君はそんなとこで何をしてるの?
ほら,せっかくの戦闘祭なんだよ?祭なんだよ?楽しまないと!
あぁ,そういえば君はビルドが得意なんだっけ?
それで俯いてたのかぁ。いやー気付かなかったなぁごめんね!
そりゃそうだよねぇ,この剣で切られたらビルドなんか出来ないよねー。
あ,一応ビルドじゃない剣も持ってるんだ。へぇ〜偉い偉い。
でも,私こういう剣も持ってるんだ。
ほら,破壊剣って言うんだけどね,これで斬られると斬られた人は剣が1本壊れちゃうんだって!
まぁそりゃ腕1本落とされたらビックリして剣も落としちゃうよねっ。
で,君はどっちの腕を落とされたいの?
kx
5/0/0/2/散護儀祈祈祈炉
生粋の引きこもりっ子。
友達と話したりするのは好きなのだが
体を動かすのが嫌いなので結局引きこもる。
今年になって欲しい物が増えてきたのでバイトを検討している。
AA8
5/0/0/2/薬咲祈儀祈祈晶
いつものように家に帰ろうとして森を彷徨う、すると緋森高の正門前にたどり着く。
いつものように正門で紫子の生徒手帳を見せる。
生徒手帳の写真とは似ても似つかない、だが何も言わずに通してくれる。
一体、紫子は何をしたのか。
紫子の日記では自らの能力の無さを嘆いていた。
ならば何の問題も無く正門を通り一組に入れるのは、どう考えてもおかしい。
生徒はもちろん気付いているが、別段気にする様子は無い。
だが教師まで気にしないのは……。
「これが人間の、権力とか言うやつだろうか、紫子は何をしたいんだ……あれ? 今日は人が少ない?」
学校に来たものの、いつもと違う様子に戸惑うパーフリ。
朝礼台の上には見たことがある顔があった、そして校庭に集まっている生徒達も。
どこに行けばいいのか分からず、一階廊下のダンボールに腰を掛ける。
そこから校庭を眺めていると、魔石がキラキラと光りだした。
パーフリは驚いて、持っていた日記帳を落としてしまう。
紫子の日記帳はパラパラと独りでにめくれ、今まで白紙だったページに新しい文字が浮かび上がっていく。
「戦闘祭に出たかった、でも私は出ることなんて出来ない、能力の劣った私が出る事なんて誰も望んでいないんだ」
「……戦闘祭? なんだそれは」
また危険なイベントだろうか。嫌だなあ。
魔石はユラユラ動き、柔らかく点滅して、喜んでいるようにも見えた。
一緒に戦おう。何だかそう言っている気さえした。
「もー、なんだー」
指で魔石をツンツンと二回突っついてやった。
しかし、相変わらず紫子が分からない。
望まれ無いと出てはいけないのだろうか?
見たところ、参加するだけなら誰にでも出来そうだ……。
「こら、薬品の上に座っちゃいかん!」
突然、後ろから怒られる。
「わあ、ごめんなさい!」
立ち上がって振り返ると、白衣を着た教師が居た。
「ほら、もう戦闘祭が始まってるじゃないか。あんたは参加する子?」
「あ、えー……うん。そう」
「全く、最近の子は。制服のままでするのかい」
「え、ああ、あっちの服を着ればよかったのか」
「もうそのままで、時間無いからね。あそこの列に並んで、はい、行って行って!」
「わああ、触るな! わかった、もう行くから!」
ho
25/0/0/2/滅滅臥
本名は鈴木桜(すずき さくら)
落ちこぼれの桜は一年時に七組に居た。
自分の能力の無さを嘆いた桜は、
自分の精神を守るために
盾遊壁子(ぶきなし かべこ)という自分の弱さを集めた人格と
狂夢院 邪空良(きょうむいん じゃくら)という自分の強さを集めた人格を作
りだした。
その後、色々あって学年末テストの前に三つの人格を統合し、
狂鈴壁 邪桜良(きょうりんへき じゃさくら)となった。
自分の弱さと強さをひっくるめた存在、
それこそが“狂鈴壁 邪桜良”なのだ。
彼女は二年生になっても七組だったが、
今となっては些細な事だ。
「我が名は狂鈴壁 邪桜良。
三つの魂をより合わせて生まれた
真の強者なり」
アスロマ
5/0/0/2/儀祈祈詠伝黙廃
木曜日にだけ登校する。いつもグレープフルーツを齧っている。
友達の多いあの子のこと。
柄杓
5/0/0/4/祈祈祈匠咲
西瓜
5/0/0/2/儀霞詠祈祈死柵
二年三組、実践演劇部部長、常世三瀬(とこよ みつせ)。彼氏(?)持ち。
実践演劇部とは、演劇スキルを実生活の役に立つレベルにまで昇華させることを目的に設立された部活である。
部長である三瀬は、目の前の人間(台本)を観察し(読み込み)、完全に再現(演技)することができる。
戦闘祭を通じて、より多くの人間の行動様式を「読む」ことを目的としている。
自身は戦闘は苦手。
piyorat
0/5/0/1/儀臥音牙
名前は『オトコ』だがれっきとした女子。
基本的にニコニコしていて人当たりがいい。
nwsk
5/0/1/2/五黙祈肢散熱
高防御多剣系幻獣種の母と人間の父を持つ、いわゆる幻獣混じり。
剣の有無に重きを置く現行の体制になって以降、単純な種族差別は減ったというけれど、
やはりまだ亜人に対する世間の風当たりは厳しい。
幼い頃は、幻獣狩りと称した直接的ないじめを受けることも少なくなかった。
立場の難しい両親に心配をかけぬよう、ひたすらに堪えるだけの日々。
多剣系の特徴が強い自分の身体を、ただただ恨めしく思っていた。
あの少女と出会ったのは、そんな時だった。
彼女は突然現れて、妙な口上を唱えながら、いじめっ子たちの腰骨を砕いてみせて。
自分の異形を、「魔女みたいでかっこいい」と言って、笑ってくれた。
あの人が居なければ今の自分は無い。
キリリカは、あらゆる意味で自分を救ってくれた彼女を、今でも姉のように慕っている。
――でも希望世界事件以降、『お姉さま』は変わってしまわれました。
表面上は元気なのに、ふとした拍子に暗い表情を浮かべることが増えた。
理由を尋ねても、「魔法なんて無い、って気付いただけだよ」と寂しげに笑ってはぐらかされる。
熱心に打ち込んでいた部活もやめ、どこか芯を失ったようなその姿は、率直に言って見ていられない。
だから。
今度は自分が、彼女を助ける番だ。
「お姉さまに救っていただいたおかげで、わたくしはここまで強くなれました」
自分には、お姉さまを一瞬で救えるような、冴えた魔法は使えない。
それどころかお姉さまが落ち込んでいる原因すら正確には解らない。
適当な慰めの言葉は気休めにもならないだろう。
「だから、見ていてください。お姉さま」
戦闘機動に備え、鉄色の光を帯びて細く震える足に、かつての弱さは無い。
この力も、思いも、お姉さまのおかげで得られたものだ。
たとえ何が間違っていたとしても、そこだけは変わらない。
キリリカにとって彼女の言葉は、確かに魔法だったという事実。
自分が彼女に伝えられるのは、それぐらいしかないから。
「――わたくしがそれを、示して差し上げます!」
tokuna
15/0/0/3/先護熱全
「こんにちはー。うんこー」
自分の名前に愛着を持っている少女。
こう見えても19歳。1年留年している。
好きな色は茶色。
好きな食べ物はかりんとう。
好きな音楽はスリップノットの「People = Shit」。
かに
0/0/6/2/導滅
『憎しみで人が殺せればいいのに』?
ああ、もちろん、言うまでもなく、憎しみで人は殺せますよ。
人間は、憎しみが一定量を越えれば、理性や倫理的法的な禁忌への恐れなんて消失して、物理的に相手を殺しにいくようにできてるんですから。
つまり、いいですかねえ。
あなたに、憎んでる誰かがいて、その人について『憎しみで人が殺せれば』『殺したいほど憎んでる』とか呟きながらも、その人を殺そうとしていないのだとしたら、それは、あなたが、本当は、相手を殺したいほど憎んではいない、ということになるわけ。
言ってる意味分かります?
私がこうして襲われもせず生きてるってことはぁ、あなたの憎しみがその程度の物ってこと。
だから、いい加減、世界で――ああまあそれは言い過ぎにしても、緋森で一番憎しみを溜めこんでるのは自分だ、みたいな、ルサンチマンとナルシシズムを気持ち悪く化合させた自己陶酔に浸るのはやめたらどうですか?
でもでも、そんなあなたでも期待しちゃいました?
私がこの戦闘祭に出るって聞いて、それなら私を蹴って、殴って、砕いて、斬って、開いて、刻んで、潰して、壊して、殺せる、殺そう、殺させて、と祈願しちゃいました?
可逆の殺人なんていう紛い物で、しみったれた溜飲を僅かなりと下げられると希望しちゃいました?
一生懸命剣と構成を鍛えちゃいました?
んー、あんまりそれが可哀想だから、付き合ってあげても良いかなあって思わないでもなかったんだけど。
やっぱ、やぁめた。
痛いし。
私はあなたからも誰からも傷一つ付けられずに、あなたをちょっぴりだけ痛めて滅して降参しますから。
良かったでしょ、勝てて。
その瞬間だけは、あなたの方が、企画的には私より偉くなれるんですって。
んじゃまあ後は、無関係な子と殺したり殺されたりしてください。
張り切ったおかげで優勝しちゃったらウケるなー。
優勝しても誰かに一回くらいは殺されるだろうから、あんまり苦しまないと良いですね。
ガンバー。
高島津諦
M2011蠱惑合戦(人気投票)開催! → http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49739/1296906263/
5/0/1/3/祈黙肢誘咲
ばたばたと良く喋る。注意力散漫で、よく転ぶしよく事故る。
実家が大きな大工の組を持っている。長女で、弟が二人いる。
剣道部所属、三年が引退したため現副部長。
修学旅行事件の以来、剣道部は昔のような文化部的な雰囲気を失い、
割と頑張って組み手を行うようになっていた。
ノミは一年生の頃から剣道部に所属していたが、先輩だったアリスが
修学旅行でとんでもないことをやったようだという事を聞いた。
見た目が派手なだけで、凄く性格が気弱で落ち着いた人だと思っていたので、
その後に部内でまじめに活動する様を見て驚くと同時に憧れた。
先輩にとって最後の、今年の戦闘祭でどさくさに紛れて一戦できたらなと思っている。
「あー、そういう目標があったのか……お前は本当なんていうか、かわいそう」
「えっアリス先輩どこ居るんですか」
「あいつ開会の挨拶の後、王立ネットワーク機関員試験受けに行くっつって早退したぞ」
「えっ」
「えっ?」
supply
本キャラクターは作者の意向により二次創作が禁じられています。
10/0/0/2/祈押護黙癒伝
いとなか いろこ、で、通称イロちゃん。
髪色・髪型の割には大人びている、糸目の女の子。
他の女の子よりもほんのりふくよかな足がコンプレックスで、
スカートの下にジャージをはく、いわゆるはにわルックで隠しています。
総合学力は平均より少し下程度ですが、美術の才能があります。
筆ではなく剣、絵の具ではなくあれやこれやで
キャンパスに色んな絵を描きます。
リアルな色合いが評判です。
うた
10/0/0/2/臥速熱魂四五
うしろめ あんじゅ。緋森高校2年2組。
呪い屋総本家、"後目一族"の秘蔵っ子。
子供の頃は明るい性格だったが、それでは呪い屋の娘としてよろしくない、と
めでたく両親の手で名前通りの暗く冷たい性格に"更正"された過去を持つ。
後目総本家という"完全無欠の絶望空間"で彼女は一族の願い、寵愛、怨恨全てを注がれ立派な"呪われガール"として育った。
結果として体から微弱な電磁波が出るようになり、彼女は他の人間の体調を狂わせる能力を得た。
本人もその自覚はあるが、最近まで世界そのものを呪っていたので皆もっと不幸になればいいと思っていた。
電磁波は彼女の感情と同調し、自由に操れるが"漏れ"もある。人を呪う時には専らこの電磁波をぶつける。
携帯電話が何の前触れもなく壊れたら大体コイツのせい。
ゴシックローリタの服装と肌の白さで脆弱な印象を受けるが、実はかなり鍛えている。
元々スポーツ少女だった名残か、けっして外見には出さないが大人を打ちのめせるぐらいの筋肉の持ち主。
柔道や合気道の有段者でもある。
しかし、体育の授業は100%サボる。理由は汗を流すのはみっともない&ゴスロリ服がべたつくから。
緋森高校に入学したのは両親が
「そろそろ一人前として一人か二人ぐらい"直に"呪い殺して来い。どこぞの御曹司なんかを殺せば実力も家名も上がる」
と言ったため。
必呪品が臓物の中に入ったウサギの人形を抱えている。
趣味は兎を抱きかかえて耳元で「メメント・モリ(死を思え)」と囁くこと。あとゴスロリ。
緋森高校の一部のアレな"そういう人"による集団、秘密倶楽部"魔徒霊師家"に参加している。
nitoro
ねーよ!バーカ!
5/0/0/2/儀祈祈詠匠黙肢
「わからないこと」が大好きで大嫌いな女の子。
「なんで私のチア服、チューブトップなの……わからなきもちわるい」
天才科学者によって人間と拳剣猫との人工交配で生み出された彼女は、理解不理解が快不快と直結した神経系を持っている。即ち、わかれば気持ちいい。わからなければ気持ち悪い。
しかし、それ以外はいたって普通の、少し大人しい女子高生である。
弓野理解子は眉間にシワを寄せながら思索を巡らせていた。
苦悩の内容は、彼女の戦闘祭の役割、つまり、断トツで不人気な「チアガール隊特コス長」であった。
チアガール隊自体の女子人気は高い。しかし、通常のチアガールのコスチュームより露出度が異様に高い特コス長は、露出によりデザイン性が犠牲となっており、見る人にやや馬鹿っぽい印象も与えてしまうつくりになっている。そのため、率先して務めようという女子は少ない。クラスによっては男子が鎖骨を露わにしているところもある。
そんないわく付きの役割を彼女が務めることになった理由は、彼女の引っ込み思案な性格による。
「だって、だって、私も戦闘祭に参加してみんなと仲良くなりたかったんだもん。でも、なんか、その、勇気が足りなくて……」
学級会での役割分担で、3,4回ほど手を上げ損なった彼女に残されたのが、丈の短いチューブトップだったのであった。
彼女はまだ考えている。
何故、女子人気の少ない特コス長が、毎年欠かせない役割なのか。
この役割があることによって得をするのは……
正解の見えない暗闇の脳内をぐるぐるさまよっていた彼女は、乗り物酔いに似た吐き気を催してえづく。
顔を上げ、辺りを見渡した時、周囲の人の顔が同時にさっと動いたことに気付いた。
「あれ? ……あっ、あっ、わかっ……たっ! んんあっ……な、なるほどね……っ!!」
理解子は大量に分泌された脳内麻薬に酔う。理解ったのだ。
「わかってしまえば簡単だった……っく、こ、この服装でメリットを得るのは、明らかに、男子!
わ、わた、私がチアリーディングで見世物になっている間にっ! めめめ目の保養を図るつもりなのね! わたしっ! がっこうのみんなのっ!
なぐさみものにされてるのねええ!」
彼女の口からニヤリと白い歯が見えたのは、不可解が理解できた興奮によるものか、それとも……
まもる
5/0/1/2/咲詠儀祈祈匠
同じ緋森高校に遅刻魔の兄を持つ女子生徒、
自身は遅刻ギリギリ魔
戦闘祭参加予定の兄がどうやら32時間ほど遅刻するようなので兄の構成を借り急遽参加することにした。
地面主任
© Steppers' Stop