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イベント - 戦いの果てのヘレン


戦いの果てのヘレン


戦いの果てのヘレン

概要

キャラクターを作って戦わせる手動ゲームです。

戦闘ルールはさつさん作「ふしぎの城のヘレン」のシステムに準じます。

「ふしぎの城のヘレン」の戦闘システム

原作未プレイの方のために簡単に説明しておきます。

  • 一対一の戦闘です。
  • キャラクターは一つ以上のスキルを持っています。
  • スキルの性能は「攻撃力/防御力/行動ウェイト」で構成されています。
  • まず、両者は使用するスキルを選びます。
  • 1秒ごとに両者の「行動ウェイト」が減少し、先に0になった方がスキルを使用します。
  • 「使用したスキルの攻撃力」−「相手が構えているスキルの防御力」がダメージとなります。
  • スキルを使用したキャラは次にどのスキルを使うかを選び直します。
  • 相手のHPを0以下にしたら勝ちです。

原作をプレイしてみた方が理解が早いかも知れません。

本ゲームの戦闘ルールにおける原作との違い
  • 本ゲームは原作と違って先攻後攻の概念が全くありません。
  • なので行動ウェイトが同時に0になったら同時行動になります。
  • 同時に死んだらオーバーキルジャッジとなり、マイナス値も考慮したHPの多い方が勝ちとなります。
  • 1000カウント経っても勝負がつかなかったら、オーバータイムジャッジとなりHPの多い方が勝ちとなります。
  • それらも同値なら引き分けになります。
  • キャラクターの行動はプレイヤーの選択ではなく、あらかじめ書いておいたプランに従って決定されます。
キャラクターを作る

まず、キャラクターの名前をつけます。名前は命です。

次に、100ポイントを次のパラメータに割り振ります。端数は出ないようにします。また必ず1は振ってください。

  • HP(× 2):体力です。0以下になると倒れます。
  • 知性(÷ 3):スキルを習得できる数です。
  • 技術(÷10):スキルの強さです。

ヘレネッタというキャラクターを作ります。

100ポイントを振り分けて、HPに48、知性に12、技術に40を与えます。

HPは2を掛けて96になります。

知性は3で割って4になります。

技術は10で割って4になります。

[書式] ヘレネッタ/HP96/知4/技4

スキルを作る

知性の数だけスキルを作って習得できます。

スキルにも名前をつけます。名前は魂です。

スキルの性能は「攻撃力/防御力/行動ウェイト」および「オプション」で構成されます。

攻撃力 + 防御力 = 行動ウェイト × 技術 となるように性能を設定します。

ただしこの時点で、行動ウェイトは1〜100の範囲内にしてください。

防御力は1.5倍にします。(端数切捨て)

望むなら以下のオプションをつけます。

防御無視 <行動ウェイト+3><防御力が0であること>
敵の防御力を無視してダメージを与える。

ヘレネッタは「サンダー」というスキルを作ります。

攻撃力36 + 防御力0 = 行動ウェイト9 × 技術4 とします。

防御力0なので防御無視をつけられます。つけます。行動ウェイトが3増えて12になります。

[書式] ・サンダー/36/0/12 防御無視

知性は4あるので、他にも3つスキルを作ります。

・ロングボウ/20/0/5

・ウィングガード/0/30/5

・ブロードソード/36/30/14

プランを書く

どういう状況でどのスキルを使うかを指定する「プラン」を書きます。

以下に記述例をもって書式を示します。

1:相手が何も構えていなければ「ロングボウ」。

2:相手の防御力が20以上なら「サンダー」。

3:相手が防御無視なら「ロングボウ」。

4:相手が攻撃力30以上でなおかつ残りウェイトが4以下なら「ウィングガード」。

5:さもなくば「ブロードソード」。

条件に該当するまで、上から優先的に参照していきます。

戦闘開始時と同時行動後は両者とも「何も構えていない」状態になります。

何もしないことの無いように、一番下には必ず無条件行動を設定してください。

番号含めて全部で1000文字以内で書いてください。

なるべく読みやすくしてください。

読みやすくするためなら上記の書式を多少逸脱しても構いません。

プランでは相手が構えているスキルの他に、習得しているスキルやHPも参照できます。

※ ゲーム内の情報は大概参照できますが、相手のプランは参照できません。

※ 名前や設定などのフレーバー要素も参照できません。

※ 未来の情報やゲーム外の情報も参照できません。

※ 乱数も使えません。

設定を書く

人は鉄火と流血だけで生きている訳ではありません。

戦闘では表現しきれない、その人の生き様があるはずです。

それを記述することが出来ます。

勝負にはまったく影響しませんが、顔のない兵士の勝利に何の意味がありましょう。

その設定はほかの人に見られることになるでしょう。

しかし長文をじっくり読み込む人は少ないです。

なのでそのキャラクターがどうユニークなのかが一瞬で分かるように、1〜6行くらいで書くのがお勧めです。

完成例

ヘレネッタ/HP96/知4/技4

スキル

・ロングボウ/20/0/5

・ウィングガード/0/30/5

・ブロードソード/36/30/14

・サンダー/36/0/12 防御無視

プラン

1:相手が何も構えていなければ「ロングボウ」。

2:相手の防御力が20以上なら「サンダー」。

3:相手が防御無視なら「ロングボウ」。

4:相手が攻撃力30以上でなおかつ残りウェイトが4以下なら「ウィングガード」。

5:さもなくば「ブロードソード」。

設定

イギリス人の女の子。金髪。キーステージ4。

学力が低い反面、運動神経は抜群に良い。しかも疲れない。

性能と利便性を買われて対異界守備部隊「ライオットシールド」に入隊。

命懸けだけど高給取り。派手に飲み歩いて毎晩知らない家が居心地いい。