ポレンとは、ジスカルド氏によって2012年からほぼ毎年末に開催されている、キャラクター投稿型のイベントです。
古くから親交のある創作サイトである「アンディー・メンテ」(以下、AM)と「ステッパーズ・ストップ」(以下、ST)と、参加者は二つの陣営に分かれて紅白戦のように陣営勝利を競いますが、特にどちらのファンでもない初見さんも歓迎されます。
2019年末開催予定:[ポレン7]


ストロング・スタイル宣言v3



ぼく、ポーンはST側の代表者として、2019年末~2020年始にかけて開催されるであろう「ポレン7」ST側で参加するすべてのプレイヤーに告ぐ。
ポレンは、勝敗を競って相手側を下そうと手を尽くす闘技場であり、自作のキャラクター(以下、万感の情緒を込めて「オリキャラ」と称する)を通じてコミュニケーションを行う交流祭でもある。

そこで重要なのは、ポレンにおいては、闘争し交流する相手が(例年通りでれば)AM側という「異民族」であることだ!
そしてSTのこともAMのこともよく知らない初見参加者もまた両者から見て「異民族」であるし、ほかから見れば、こちらST側もまた異民族であることは当然の帰結である。
ポレンは異民族同士の交流祭なのだ!

異民族同士のコンタクトでは、その行動や発言において、それぞれが「当たり前」と考えている前提のギャップがしばしば露呈する。
この前提のギャップは、取り扱いを間違えれば双方に好ましくない結果をもたらす。
それを押してなお行う「交流祭」とは困難極まるものであり、これを達成するためにポーンは、諸君の「自尊」「敬意」が重要になると考える。

「自尊」を欠けば、こちらの「当たり前」を無限に譲ってその上に築いたものを損なう羽目になる。
「敬意」を欠けば、こちらの「当たり前」を一切の譲歩なく相手側に押し付けて闘争を招く羽目になる。
これらは、矛盾するものなのか? 両立することは出来ないのか? 人の子である諸君には難しいことなのかも知れない……。

しかしながら、もしも。
もしも諸君が「ストロング」であるならば! 人の身で「ストロング」たろうと努めてくれるのであれば!
いくつもの困難を克服し、まだこの世にない新しい「ポレン」を築くことも決して不可能なことではないとポーンは考える!
即ち「ST」とはストロングの「ST」であり、スタイルの「ST」でもあると理解してほしい!

以下に、ポーンが考える「ストロング」であるための指針を提示する。刮目して読め!


「心」のストロング




「強さ」のストロング


諸君のうち典型的な「ST型プレイヤー」である者の強みは、過去の戦歴から明らかになっている。
すなわち「現実に機能する仕様の範囲内で、可能なすべてを尽くして何らかの目的の成功率を最大化すること」だ!
諸君がこれを徹底するにあたり、過去のポレンのGMによる記述には、注目すべき重要な一文がある。
それは……以下だ!

「・戦いの進行は、バグ・演出・乗り等の理由により、必ずしもルール通りに進行するとは限りません。」

もう一度引用する!


「・戦いの進行は、バグ・演出・乗り等の理由により、必ずしもルール通りに進行するとは限りません。」

諸君らはこれをどう見るだろうか?
「既存ルール外の効用を求めることを、GMであるじすさん自身が許している」とも読める……。
だがそうではない!
だれも許してなどいない。ポーンもだ!

しかし。
しかし……
「可能」だ!
禁じられていないのだ!
それは「許されること」を意味しはしない。ここでポーンが言う意味での「許されること」とは、諸君の行いの正しさをほかの誰かが「保証してくれる」ことだ。それは諸君らは得られない。じすさんは守ってはくれない! しかしながら、GMから仕様として提示され物理的に禁じられていないそれは……
「可能」であるのだ!

そして、この[ジスカルド布告]を見よ。
なんとありがたく、喜ばしいことであろうか?
先方はこちらのことを、まだないものを創り出すことを考慮にも含めない、青白い顔をした既存秩序への順応者程度にしか思っていない。これは好機に他ならない!

これより先は魔境である。
敵対的物言い大いにあるかもしれぬ。GMであるじすさんが仕様を最大限に利用しようとするストロング諸君を冷遇するやも知れぬ。その心は誰にも計り知れない!
自らの行為の責任を自ら喜んで引き受けるメリットをから理解し、他者の物言いのうち民族性の相違も加味して筋の通るものにだけ頭を下げることができ、残念ながらストロングたり得なかった者への優しさも忘れない、そんな真のストロングのみだけ、ポーンから激励の言葉を送る。

存分に舞い踊れ!



ポレンを楽しいものにするためには参加者全員の協力が必要不可欠だ。
しかしながら、それはほかの誰かに問題があるからと言ってその達成を諦めて良い理由にはならない。
ポレンの成功は、諸君自身の肩にこそかかっていると考えることがストロング・スタイルへの第一歩となるであろう!


2019/12/12 ポーン(//o・_・o)


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