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ステッパーズ・ストップ

そのほか

イベント - マーガレット・ハンドレッド


『マーガレット・ハンドレッド』投稿キャラクター 第一回戦


ラ坂 南綾

身体性能

15/0/0/2

激怒剣2、拡散剣、滅奏剣、加護剣、詠唱剣

設定

女子。民俗学研究会副会長・風紀委員所属。
民俗学研究会は弱小の部活動で、毎年会員集めに奔走している。
しかし、今年度に入ってから会員6名がワークショップ中に行方不明になる事件が起こり、
研究会の存続が困難になってしまった。
そこで南綾は風紀委員長と取引を行い、
風紀委員数名に民俗学研究会に籍を置いてもらうことと引き換えに、
南綾自身が風紀委員として奉仕活動をすることとなった。
南綾は風紀委員としての仕事をこなすかたわらで、事件の犯人とおぼしき貪炎剣の剣士を追っている。
「武装風紀委員だ。あなたには剣によって身の潔白を証明する権利がある」

;フェイズ1
ラ坂が風紀委員としての気配察知能力、風紀探索【ミダレ・サーチ】を行うと、
強力な不純異性交遊波動【エロス・オーラ】を探知した。
しかしその先にいたのは、ひばり?一人だった。
しかし、民俗学的によく観察すると、ひばりは幽霊に憑依【ボディ・ジャック】されているではないか!
なんたる不純異性交遊!風紀委員的に見逃すわけにはいかない!
「憑依は一瞬の快楽【フラッシュ・プレジャー】!被害者は一生の苦痛【エンドレス・ペイン】!憑依。ダメ、ゼッタイ!」
行け!ラ坂!憑依マニアが嗅ぎつける前に、m100世界の風紀を正すのだ!!
(友人Kさんのコミッシェリア8,9p目はけしからんので、見てない人は今すぐアクセス!)

オーナー

アスロマ

URL

http://mangetsu.himegimi.jp/

ひばり?

身体性能

5/0/0/3

剣戟剣、導来剣0、加熱剣、破壊剣、黙祷剣、胎胎剣

設定

雨城ひばり。17歳。
父親は構築剣観測所に勤務。母親は主婦。
成績は上の下。好きなスポーツはバドミントン。
温厚な反面他人に流されやすく、緋森高校の志望理由は友達が受けるから。
その友達も皆他クラスに行ってしまったので、クラスでは居場所を失いがち。
近頃女子達が胎胎剣の可愛さについて熱く語っているのを聞いた。出してみた。確かに可愛い。
不運にもゴーストに身体を奪われ、出たくもない試合にハッスルする羽目に。

ゴースト。享年少なくとも19歳。
バイトの帰りに暴走トラックの過重剣にぶち当たって死亡。修学旅行の記憶を触媒に聖域の地縛霊と化した。
折角だからとやり残した未練を果たすために、母校のトーナメントに憑依体で参戦することに。
宿主に関してはかわいそうだなと思いつつも、事情が事情なので泣いてもらっている。
キャラが合わなかったり性別が違ったりすると、言動の端々に不自然さが表れ妙な顔をされる。
演舞は得意でも、演技は苦手なんです。

オーナー

友人K

URL

http://kirlytrpg.blog.shinobi.jp/

火山 強

身体性能

5/0/0/3

儀式剣0、導来剣0、黙祷剣、黙祷剣、撃鉄剣、泡溢剣

設定

「マーガレットファイター強」・完
次回より新連載「腰骨」が開始します、お楽しみに!

オーナー

hawkwind

URL

http://stara.mydns.jp/player.php?id=niv

十津川秀子

身体性能

5/3/0/2

導来剣0、破壊剣、破壊剣、衝撃剣

設定

とつがわ しゅうこ 17歳
団体行動は苦手だが、一人でいるのもつらい。友人関係がストレッサー。

メガネは伊達
バスケはしたことがないのでバスケットボールも伊達。

ビルドする想像力も、開幕で寝る図太さも無いが、今日も破壊剣を振り回す。一応の勝利のために。

オーナー

Matrioshka

櫻井 椿

身体性能

5/3/0/2

破壊剣、導来剣0、破壊剣、蟲毒剣

設定

[■]
「妙なことに巻き込まれちゃったなぁ……。」

何なの?この状況は。どうしてこんなことに……。
今日は待ちに待った修学旅行のはずだった。
去年のあの事件から立ち直るため、ちょっと無理して2年の修学旅行に参加したのに。
まさかこんなイベントが待ち受けているなんて……。

「あはは、震えが止まらないや。こんなんじゃ皆の前には出られないね……。」

入巣を殺したときの事は幸いにもよく覚えていない。
しかし、私が同じ学校の生徒を殺害してしまったことは事実なのだろう。
この赤く染まった破壊剣がそれを物語っている。
彼はちゃんと生き返っただろうか。精神のほうは大丈夫だろうか。
気が気でならない、恐怖で震えが止まらない。
そして、私は勝者となってしまった。つまり、次の試合が控えているということだ。
怖い怖い怖い。人が傷つく瞬間に遭遇するのが怖い。自分が傷つくのも怖い。
もう逃げ出してしまいたい。嫌だよ、こんなの……。

[□]
「妙なことに巻き込まれちゃったなぁ…….」

何なの?この状況は.どうしてこんなことに…….
今日は待ちに待った修学旅行のはずだった.
去年のあの事件の×××××ため、かなり無理して2年の修学旅行に参加したのに.
まさかこんな余計なイベントが存在するとは.計算外だ.

「あはは,震えが止まらないや.こんなんじゃ皆の前には出られないね…….」

しかし,久々の××に心が躍ったのも事実だ.
入巣?とかいう奴を一方的に嬲り×すのはとても気持ちよかった.
まだ興奮で震えが止まらない,きっと表情もスゴいことになってる.
破壊剣で腰骨を砕く感触,蟲毒剣を振り下ろす瞬間の高揚感.
これはこれで良いのかもしれない,本番前の前戯と思うことにしよう.
×××××はこのイベントが終わった後に実行すればいいよね.
それまでの間,精々私を感じさせてくれよ,後輩諸君……アハハハハ.

オーナー

kx

URL

[□] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=9050780

ミドリ

身体性能

5/1/0/4

全体剣、導来剣0、鏡の剣、撹乱剣

設定

「なぁ、100円貸してくんね?」
そうやってイリタクに言われたのが昨日の話。


で、今日。


帰ってこないと思ってた100円はちゃんと返ってきた。
お礼の缶コーヒーまでついて。

修学旅行中なのに、どうやって調達したのか聞いてみたところ、
「文鎮に300円借りた」とのこと。
何か解決してないような気がするけれど、たぶん気にしたら駄目だと思う。


「んで、ミドリちゃんはよぉ、好きな子とかいんの?」
「…そういうこと、入巣君が、聞くと、思わなかった」
「修学旅行っつったらコイバナが定番(ジャスティス)だろーがよ!」
「あの、美登理、ちゃん、自分と同じ名前だから、気になるんだけど、声、かけようとしたら、もう、いなくて、」
「あー、女共は素早っこいからなー。んで、何て声掛ける」
「えと、僕と、一緒に、吊り天井で、潰れて下さい」
「アホか!俺様が手本見せてやるから見とけ!」


そう言ったイリタクが頼もしく見えたのが15分前。


で、今。


僕は顎を砕かれて文字通り玉砕したイリタクと、
血溜まりで微笑んでいる櫻井 椿の前に居て。

「ミドリくん、今起きたこと、誰にも話■ないでくれると、助かるんだけど」



何だか「話さないで」じゃなくて「話せないで」に聞こえた気がした。
…全力で逃げた。

オーナー

どっと虚無

溝漬 郁良

身体性能

5/0/0/4

黙祷剣、黙祷剣、撃鉄剣、胎胎剣、押分剣

設定

「写真?」
「ああ。行きのバスん中で色々撮ったんだけどさ、
この百草と溝漬のヤツちょっと見てみて」
「?」
「お分かり頂けただろうか」
「うわっ!?なんだコレやべえな、モロじゃん」
「こういうのはとりあえずオカルト部に持っていけばいいのか?」
「って言うかこの写ってる女子って・・・・・・」
「きっとこいつも修学旅行に行きたかったんだろうなぁ」

オーナー

スrice

URL

http://gattaihenkei.web.fc2.com/m100.html

桂浜 治郎

身体性能

5/0/0/2

臥竜剣、魂の剣、拡散剣、滅奏剣、黙祷剣、黙祷剣、咲火剣

設定

だいたいのことをそつなくこなす彼だがたまに失敗した時には見苦しいほどの言い訳をすることで友人たちの中では有名である。
対戦格闘ゲームで負けた時には「このコントローラー、十字キー下利いてねえって!」、前回の模試の数学では「絶対、利根川辺りが試験中に星霜剣使いまくってたに決まってる!でなきゃあの時間の短さは説明がつかねー!」(これは割と多くの生徒に支持された)などなど。
今回も組み合わせを見て負けた時の言い訳を考え始めているようだ。
「『溝漬のやつ、マトリョ好きっぽいじゃん?だからマトリョを喚ばないはずないだろ?そう踏んで、この構成にしたらこのザマよ。こだわりを捨ててまで勝ちにくるたあ読めなんだ』、とまあ、こんなもんかね」

オーナー

10面ダイス

えぬえむ

身体性能

5/0/0/3

黙祷剣、導来剣0、黙祷剣、胎胎剣、詠唱剣、貪炎剣

設定

髪を切って気分一新。
細かい調整は途心の操作で行う。まさに途心の無駄遣い。

「うーん、こういうことにはいくらでも使えても、演舞用の武器の途心変換には大層なロックがかかってるわね…。
 昔はもっと細分化されたものを5点単位で動かせたんだけど。
 やっぱりズルはなしよってことかしら。
 ま、相手も同じ条件だし何とかなるわよね。」

オーナー

えぬえむ

イラスト

staraiZ

URL

http://sites.google.com/site/margueriteofnm/m100pillowfight

長ラン(グラサンバット付き)

身体性能

5/1/0/4

破壊剣、撹乱剣、詠唱剣、爆炎剣

設定

女性が苦手。少女は平気。
男らしさが身上、でも戦法は卑怯くさい。

オーナー

ELR

戦闘文芸員ユーリカン
身体性能

15/0/0/2

胎々剣、加速剣、加熱剣、絶対剣、舞踏剣

設定

「ユーリカン、見てくださいデス!超素敵な服買いました!」
「わーえっちゃんかわいいー」
「メイド服じゃん!!」
「ジュンと聖域の中のブロードウェイに行ったデスー。」
「中の?」
「うう…僕としたことが衝動買いしてしまった…」
「コスプレ用の盾?」
「いるいる、修学旅行で木刀とか買う奴」
「財布が軽いです…」
「(首を傾げて)元気出してくだサイ、ご主人様☆☆」
「か――わ――い――!!」

とかなんとか楽しい修学旅行を過ごしていたユーリカンだが次の日には教師に言われて嫌々仕方なく友人を殺した。
というかマトリョかと思って蹴り割ったらえっちゃんだった。

オーナー

さまんさ

有坂 春裏

身体性能

5/1/0/3

破壊剣、魔封剣、導来剣0、加護剣、猛毒剣

設定

「うぃーす」「よー」「一回戦おめっとー」
「あーい」
「次誰だっけ?誰?」「どうした有坂ちゃん、勝ったのにテンション低いじゃん」「有坂ちゃんとかひでぇ」
「ちゃん付けんな猛毒るぞ。あー次の相手が、ほら」
「あー詰んだな」「うわははは、ひっでーまだ始まってないだろ」「おお、ユリカンかぁ」
「あー……どうすっかねえ…」
「これやられたら絶対お前詰むっしょ」「あーこれはひどい」「あー……あー?」
「絶望提示とかやめてよね……あーやっぱそれで来るよな、うん。あと阿波野口閉じろ、虫入るぞ」
「お疲れ」「酒あるよ」「骨は拾って手裏剣にしてやるよ」
「お前ら割とヒデェな。まあいいけど…まー、間違えてくれるのに期待して俺これで行くわ」
「マゾか」「マゾだな」「マゾだこれ」「黙れ腰骨に毒刺すぞ」
「……まあいいさ、俺、1回戦に勝ったら……飼育部作るんだ」
「「「自分でフラグ立てた!」」」

「有坂ちゃんはねぇだろーもっと何かあるだろーオメー」
「じゃあお前アレか、下の名前にちゃん着けろってか……ん、あいつ何だっけ下の名前」
「…………あれ? あ、あー!!思い出した」
「えっ馬鹿が一番最初に思い出したなにそれすごい」「ひでぇ!!」

名前の再構成を忘れていた。呼ばれることないし適当な学校だしで、手抜いてたなぁ。
いろんな人たちとの思い出を捨てて時間を飛ばしてきても、自分の事だけは何一つ捨てられなかった。
一番最近置いてきたあの世界で、僕と一緒の事をしてる人にたまたま出会えた。
彼女は彼女で行きたいところがあったみたいだけど「また会えたらいいね」と言ってくれたのは、社交辞令でも嬉しかった。
でもきっとそれもすぐ忘れちゃうんだろうなあ。

オーナー

elec.

URL

http://twitter.com/elec_t

片平カリナ

身体性能

15/0/0/2

儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、炎上剣、星霜剣

設定

緋森高等学校2年。オカルト部部員の女生徒。細身小柄で無口無表情、神出鬼没で大胆不敵。口は悪いが性格はそこまで悪くない。良くもない。好きなものは黒魔術、UFO、幽霊、UMA、可愛い女の子。怖いものは養父と利根川先生。
新興宗教『伊呂波教』の教祖の養女にして巫女。『言霊』による魂の救済やらを騙る伊呂波教だが、蓋を開ければ巧みに『剣』を使い無知な不帯剣者達を騙し搾取しているだけ。混沌とした時代にはよくある詐欺集団の一つにすぎない。カリナ自身は教団を疎ましく思っている。とはいえ被扶養者かつ学生の身では教団はおろか父にすら逆らう事が出来ず、ただ言われるがままに教団の運営に携わってきた。『巫女』という役職を与えられてはいるが実際は広告塔のようなもの。
ちなみに、実の親は幼少期に火災で死亡している。カリナもその場に居たが偶然生き残り、偶然『伊呂波教』の教祖に拾われた。その強引な養子縁組に抗議をしてきた親族が悉く事故死したのも偶然だと思われる。

オーナー

ブルー

イラスト

紙月狐

揺らぐアリス

身体性能

5/0/0/3

導来剣0、黙祷剣、胎胎剣、黙祷剣、黙祷剣、コウ速剣

設定

アリスは初戦零回戦目の日、斬り合いを見るのを拒んでいた。

元々争いは好きではない。
剣道部の模擬試合も、毎回0/6/0/2/高高か、
5/0/0/4/速魔魔魔魔で出場するタイプ。
普段真面目に振る舞い、落ち着いた印象を見せる彼女だが、
争いごとになるとやる気が全く起こらないのだった。
今回の戦いも、一度、紫電が剣士として闘うのを観たいから紫電剣を。
自分が傷つくのが嫌だから、胎胎剣を想像した。

戦いが怖い?そうかもしれない。
誰かを傷つけたくない?そうしないに越したことはない。
最も大きな理由、それは、力によって相手との優劣をはっきりさせることに
興味がなかったからだった。

彼女は自分で気づいていなかったが、彼女は自分以外の生徒を蔑んでいた。
自分が優れているということに疑いを持たなかった。
謙虚に振舞うのはそういう礼儀だから。
真面目に学ぶのはそれが正しい学生だから。
規範に則れば、即ち自分は誰からも蔑まれない。
それが解らないのか、若さだと主張することで許しを得られることへの甘えか。
他の生徒は必ずしもそうではない。嫌悪感を持った。
嫌悪感を持ったが、誰かと険悪になることで黄金のルールを蔑まれたとしたらどうか。
もっとも安易で得易い城壁を、そのような理由で崩すメリットがなかった。
しまい込む。奥へ追いやられた嫌悪感は、見えないほど押し込まれる。
小さくなったそれを、アリスは忘れるが、取れないほど奥にそれは潜む。

だから、「表面的には穏やかで非のない、目立たないがしっかりとした学生」。


しかし状況は一転する。


十津川の破壊剣が星水の骨を折った。聴いた事の無い悲鳴がアリスの鼓膜を振るわせる。
倒れて断続的に痙攣を起こした星水が、それでも必死に黙祷し、星霜剣を起動する。
星水には解っているのだ、必殺の戦法がもう叶わないことは。
次の呼吸で、十津川の衝撃剣が、星水の、


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それからもずっと、人によっては血を流さずに試合が終わることもあったが、
目の前でありとあらゆる方法で人が死んだ。
利根川曰く死んでも大丈夫とはいえ、人が死ぬのだ。

隣で見ていたカリナや長ランがアリスに声をかけるが、アリスは呆然としたままだった。

やがて試合が終わったころに、B5の簡素なプリントが配られる。
目を通す。隣を見る。
「何て言っていいのかわからないけど、頑張ろうね、って言うのもちょっと
どうかと思うけど…えっと」と言い出しかねないカリナの顔があった。
無言でアリスは席を立ち、「気分が悪いから先に休んでるね」と普通の声を出して、
少し微笑んで部屋へ戻った。


----------------------------


カリナの構成も一度目にしてすぐに覚えた、というよりも、忘れられなかった。
このままでは負ける。血を流さずに負けることができる、それが救い。

救いか?
思いを巡らせる。
それは救いでは決して、ない。負ける。負けることは死ぬことと同じ。
目の前で繰り広げられた死と全く等価の敗北。


アリスは自分の築き上げてきた、脆い城塞の瓦礫の上でひたすらに、
無いなら死ぬまでという現実を突きつけられた、戦う意味について考えた。
血筋か、それともあらゆる死を観たからか。
この戦いに100%の勝ちがないこと、お互いの読み合いが混ざった複雑な一戦であること、
そして、自分が勝ち筋を真剣に悩んでいることに彼女は気づいた。

オーナー

supply

URL

http://www.m-infinity.info/

注意

本キャラクターは作者の意向により二次創作が禁じられています。

倉石 スー

身体性能

5/3/0/3

先行剣、破壊剣、破壊剣

設定

海くんにはちょっと言い過ぎちゃったかな。
戦闘となるとテンション振り切れて感情的になってしまうのは、我ながら悪い性質だ。
魔法少女ならば力は正義感を以って振るうべき。
個人的な苛立ちを解消するための暴力なんて絶対ダメ。
わかってはいるんだけどなあ……。
ため息をつきつつ、私は一人、早足で聖域を歩く。
ああ、しまった、落ち込んでる場合じゃない。
今のうちに、探さなきゃ。

魔法。途心発見より前の時代には広く用いられていたといわれる喪失文化。
マナ利用《むせんせつぞく》、あるいは竜脈利用《ゆうせんせつぞく》で魔法書《データベース》に接続し、
呪文を入力することで必要な現象を引き出す技術。

呪文ならいくつか知っていた。魔法書自体もまだ消えてはいないと予測されている。
あとは接続手段さえあれば、理論上、魔法を使えるはずだった。
しかし現在、マナ竜脈問わず有力な力場《アクセスポイント》は全て、
不帯剣民によるテロ防止という名目で政府に厳重に管理されている。
いくら恵まれた家柄とは言え、そんな場所に立ち入れるほどの権能はない。
ゆえに、接続手段を得るためにはまず、権力を手に入れる必要がある。
それまでは辛いけど我慢するしかない。そう思っていた。
でも、ここなら、もしかしたら。

「あ、ああ、ああああったあああ……!!!」
なるほど聖域。想定していたよりもはるかに簡単に。
空想していたものとはかけ離れて単純な行動の結果として。
本で見た通りの完璧な竜穴《かいせん》が、目の前にあった。
頬が熱くなる。視界がゆがむ。なぜか全身ががくがくと揺れ、止められない。
こ、これは現実、だよね。
周囲を見回す。誰もいない。なんで?
入口のセキュリティが万全だから、こんな場所にわざわざ人員配置する必要もないってこと?
いいの? 使っちゃうよ? 怒られないよね? や、怒られたっていいやもう。
興奮を必死で抑え、震える手で頭に付けた魔法陣《モデム》を展開する。
世界と、魔法書と繋がる感覚。夢にまで見た瞬間に打ち震える。
荒い呼吸を調える余裕も無く必死で唱えられた呪文は、それでも、
日々何度となく呟いていたおかげか、正確に発音された。

「mgc://mmm.spell.lb/change/style/mself_mage《*%#仝⊃§‰∇Å〆》!!」

起きたのは、服装の変成と、体調の変化。そして数十秒後に現象のキャンセル。
訪れたのは、少しの違和感と、大きな歓喜。そして達成感。
その日の夕刻、一人の女子生徒が愛の告白にでも成功したような顔で走り回る様が目撃され、
夜の談話に華を添えたという。

オーナー

tokuna

遠里小野 おりの
身体性能

5/0/0/3

加熱剣、舞踏剣、破壊剣、導来剣0、詠唱剣、泡溢剣

設定

女子。黒髪セミロング。背は高い方。成績は中の上。好物はキャラメルティー。

実家は緋森高校からかなり遠く、一年生の頃は3時間かけて電車通学していたが、二年生からは一人暮らしする
ようになった。
するとありがちなことに家が友達のたまり場になった。集中できない。

なんだかんだ言いつつも人の世話を焼いてしまうタイプ。
競技舞踏部に所属しつつバイトもしている。
剣の扱いは基本的に不慣れで、戦い自体にもあまり興味はない。
(ただ紅茶剣と弁当剣にはよくお世話になる)

戦闘が始まるそのとき、彼女は既に舞っている。敵が斬るのはその残像。

オーナー

ソリ

弓野 理解子

身体性能

10/0/0/4

黙祷剣、黙祷剣、残響剣、警戒剣

設定

「わからないこと」が大好きで大嫌いな女の子。

学校では一人でいることが多い。
理由は二つある。

一つは、人と話す必要に迫られることが無いから。
百貨辞典入りネットブックを持った理解子は、知識とその活用について他の追随を許さない。
記号論理学から粗大ゴミの排出の仕方まで、問題解決のため他者を頼ることがないのである。
ちなみに、理解子はそんな百貨辞典入りネットブックのことを「お姉ちゃん」と呼んでいる。
就寝前にピカピカに磨いてキスをするのが日課となっている。

もう一つは、緋森高校二年一組には、行動が予測できない変態ばかりいるから。
彼らの突拍子の無い言動が、理解子の「わからない」を増大させ、ストレスとなってしまうのである。
星水アリスの発言が聞こえたときには吐き気を催してしまう程である。

「あーあ、こんな体質じゃなかったら、部活にだって入れたのになあ。
天文部とか、民俗学研究会とか、すっごく……良さそうなのに。オカルト部とかだったら、片平さんもいるし……」

オーナー

まもる

くれ夫

身体性能

5/5/0/2

高速剣、高速剣

設定

「くれ夫ダンス」と呼ばれるダンスがある。
阿波野が廊下に浮かべる無数のシャボン玉、それを割らぬように
クネクネしながら掻い潜るくれ夫の動きが元であり、
阿波野的くれ夫名物の一つとなっている。

くれ夫は舞った。この期に及んで舞った。目は3だった。
それは、敗北を確信し、死を目前にしたくれ夫の、魂の演舞。
高速剣を駆使した手乗りおっぱいの素振りから入ることで、
唐突だと言われていたダンスの入りがより明確なものとなった。
3と化した目には、おそらく何も映っていない。
しかし、光の見えぬその状況ですら、くれ夫は間違いなく
全てのシャボン玉をかわしていた。
もちろん、現実にはシャボン玉などない。
だが、誰の目にも、存在しないはずのシャボン玉が見えたことだろう。

しかし悲しいかな、唯一にして無数の観客はくれ夫を見ていない。
寝ていたのかもしれない。
それでもくれ夫は舞い続けた。
それは、攻撃ではない。
戦いですらない。
剣さえも使わない。
この世の理を無視して、くれ夫は舞った。
あるいは錯覚だったのかもしれないが、
本来ならば一切の行動が不可能であるはずの
飛ばされた時間の中をも、くれ夫は舞い続けた。
流れる時は永遠のようでも、一瞬のようでもあった。

見よ、この最期の輝きを。
誰が呼んだか、この伝説の舞を名付けた者がいる。
「くれ夫ダンス・アルティメット・手乗りおっぱい・スリー」と。

――ところで、最初の高速剣。
あれは本当に素振りだったか。
どうも、そう考えるには
くれ夫の死に顔が、あまりにも安らかなのだ。

  〜くれ夫一回戦、負けの演舞テキストより〜

・参考、elec.さんによるイラスト
 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=8896967

オーナー

遊句

URL

http://yougou.sonnabakana.com/

さみしい病人、美登理

身体性能

5/0/0/4

星霜剣、幕引剣、黙祷剣、黙祷剣、残響剣

設定

美登理は今まで誰も傷つけた事がない。
それは、彼女が誰よりも優しい人間であるから……ではない。
それは彼女が単に臆病なだけであり、
正確に言えば、「人を傷つける勇気もない」のである。
そんな内向的な性格が災いし、彼女はほとんどの時間を孤独に過ごしてきた。

4年前。
緋森中学校に入学した彼女は、
『途心』と『オーロラメモリー』の基礎を学んだ。
彼女はそこで一本の剣に興味を惹かれた。

≪星霜剣≫

不思議な剣だった。
他の剣のように相手を滅ぼすわけでもなく、
己の何かを強化するわけでもない。
ただ、ただほんのわずかな時間を速めるだけ。

それはまるで環境に溶け込めず、常に一人浮いてしまうような自分のようで。
「あなたも孤独なのね……。
 でも大丈夫。私はこれからいつもあなたのそばにいるわ。」
その日から、彼女は星霜剣を具現化する鍛錬を欠かさなかった。


……病は、時として患者の自覚なく進行する。
このときの彼女はまだ知る由もない。
心の病に己が蝕まれつつある事を。

そして現在、
昔日の美登理はもういない。
彼女の瞳は恐ろしく冷えている。

オーナー

mz20

七天八刀〜黄金経験鎮魂歌〜

身体性能

5/1/0/3

先行剣、加熱剣、破壊剣、破壊剣、剣戟剣

設定

思い切ってイメチェンした八刀。といっても中身は普段の八刀そのままなので大した差は無い。少なくとも彼自身にとっては。しかしせっかく心身共に自分をアピールする機会が出来たので、彼は自分語りを始めることにした。
緋森高等学校二年一組七天八刀。両親は七天楚歌と七天八起。彼は元々特権階級の人間では無かったが「なんだかよく分からない謎の基準」を突破して入学した。勉強も運動も特段優れた技能を持つタイプではなかったから、本当にその基準は謎である。入学したからといって、生活環境が劇的に向上した事以外はいつも通り。成績も相変わらず中庸である。
趣味は大災害時代の万物を集める事。その趣味が高じて現在は古代文化研究部に所属。副部長。似たような趣旨を持つ民俗学研究会とは対立関係にあるが、押され気味である。好きな食べ物は購買部の惣菜パン。その日のラインナップや気分で選ぶため、購買委員会には頼まないのが彼のポリシー。
長らく中堅どころでしかなかった八刀だが、この修学旅行では飛躍と陰謀を抱えて参加しやる気は充分である。

オーナー

如月かげ

イラスト

かに

飛和見紫子(ひよりみ・ゆかりこ)

身体性能

5/2/0/3

破壊剣、衝撃剣、拡散剣、幕引剣

設定

戦いづらそうなボサボサな髪を
クラスの魔女っ子に結んでもらったらしい。
緊張のためか、不快そうな八の字の眉毛のまま
体を強張らせているが、まんざらでもないようです。

オーナー

ho

URL

http://blog.goo.ne.jp/muls2c

阿波野 酔 (あわの すい)

身体性能

5/0/0/4

押分剣、導来剣0、加護剣、詠唱剣、爆炎剣

設定

実家を出るとき一悶着あって、酔は『粟野』の姓を捨てることになった。
しかし今、同じ読みの『阿波野』を名乗っているのは未練からではない。
他の名前だとしっくり来ず、覚えられないからである。

阿波野には妹弟がいる。
粟野神酒と粟野醒。瓜二つの双子であるが、酔への態度はまるで逆。
神酒はお兄ちゃん子。
酔が今でも実家と連絡がとれるのは、神酒のおかげである。
次期当主として厳格な教育を受けた醒は、適当極まりない酔のことを憎んでいる。

オーナー

piyorat

URL

http://d.hatena.ne.jp/Fiuczynski/

苦累坂 叫介

身体性能

5/0/0/3

加熱剣、ヌル剣、過重剣、導来剣0、詠唱剣、泡溢剣

設定

建前。

蟲毒剣をはじめとした「毒」の扱いに優れた家の生まれ。
嘘つきだとよく言われるが本人には人を騙すつもりはない。
じわじわと嬲るような構成にこだわる一族の姿勢に反発して、
過重剣に人一倍の執着を見せる。

「どうせやるなら、せめて」が口癖。

利根川怖い同盟のメンバーだが、
不運なことに数学委員である(教師の荷物運び等をするクラス委員)。

だってくじびきで当たっちゃったんだよ!

* * *

本音。

次の相手は、百草さん、か。
自己紹介するときいつも「名前の読みは〜」から入るんだよね。
僕も同じ癖があるから、ちょっと印象的だった。
最近ちょっとだけ気になってるんだけど、まだよく分からない。
こういうのってアンケートとかにも書けないんだよなぁ。
皆には嘘つきだと思われてるし、黙ってるくらいが丁度いいかもしれない。

…僕たちの全体力を高めるための試合、か。
あんまり気は進まないんだよ。
殺し合いってのはさ。
いいや、違うか。
嫌われるのが怖いんだ。
苦しませないように、なんてのは方便だ。
だって。

笑ってたんだ。
意海さんを、斬ったとき。

オーナー

刀の錆び

百草 灯

身体性能

5/0/0/1

儀式剣0、儀式剣0、導来剣0、黙祷剣、導来剣0、黙祷剣、反響剣、押分剣

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今朝はいつもに増して寝癖が酷い。
寝癖も構成も散々弄り倒してみたけど、ほとんど変わらなかったので放置。

十津川さんの格好がとても動きやすそうだったので自分も着替えてみた。十津川さんかっこいいと思う。
でも、運動するとすぐ息切れするし、着替えたくらいでは足の遅さは変わらないのであった。
どれくらい足が遅いかというと、自分で購買に行くと売れ残ったラスクしか買えないくらい遅い。
2年になって天王洲さんに頼むようになるまで「購買にコロッケパンは売ってない」「あれは都市伝説かなにかだ」と本気で思っていた。
もう運動音痴なのはどうしようもない。

スパッツに履き替えてから、「なるほど、スカートだと色々あぶなかった」と一人で納得している。

なんだかよくわからないけど無性に我が家が恋しいし、死にたくないので、とりあえず家に帰りたい。
「鯛良せんせー、父が危篤らしいので帰ってもいいですか?」
「お前の家、母子家庭だろ」
「じゃ、じゃあ……内縁の父?」
「俺に聞くなって」
色々言ってみたが鯛良先生には通用しなかった。
利根川先生なら尚更だ。

朝から不機嫌。

オーナー

からの

URL

http://kuudou.spaces.live.com/

金剛 優志

身体性能

5/0/0/3

臥竜剣、臥竜剣、拡散剣、激怒剣4、拡散剣、激怒剣4

設定

いつも眠そうな目をしているが、
それは学費を稼ぐため日々バイトに明け暮れているからである。
夜のバイト、ホストクラブ。
今回、修学旅行に際して、バイトを休むのに相当苦労した。

「勝てば奨学金とかもらえんの?なら、もうちょい頑張ってみるか。」

オーナー

いか猫

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特になし

習志野 瀬子

身体性能

5/0/0/3

導来剣0、黙祷剣、胎胎剣、加熱剣、鏡の剣、全体剣

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「文化祭実行委員ですの!」
「……いや、それ、校章だろ」
 そうツッコむのはしだき。0回戦で負けて少しやさぐれているけれど、基本的にやさぐれがちなのでいつも通りっぽい。個人的な印象としては、HP5防御0だけれど、ライフいっぱい持ってるというか、いつも瀕死だけれど死なないというか。打たれ強いというより、打たれ慣れてる? って感じ。
 それよりせっかくのフラグ乱立イベントである修学旅行なのに、こんな大会のせいで空気が滅茶苦茶重い。生き返っても気持ち死んでる人多いなぁ。ぜんっぜん恋芽生えないよ! 芽生えろ!
 あ、でも次回アリス×カリナがあるんだ、それは良いなぁ。私としては断然アリカリ……アルカリっぽい。アンケート見る感じ海乱とかも悪くないしねぇ。なんだ、意外とイイ感じかも!
「まあ、やっぱり0回戦はスー海だよね」
「え、何それ」
「えっ、海スー派?」
「何の話だよ?」
「あと最近、利根鯛もいいなーって思ってるんだけれど」
 噂をすれば担任の声。「習志野、あとで職員室に来い」
***
 ならしのらいこ。女子。文化祭実行委員。サイキック。
0回戦で初めて人を、しかもクラスメイトを殺したが、無意識のうちに殺していたのであまり自覚がない。多分自分が死ぬときも、無意識のうちに殺されるから実感がないんじゃないかなー、と、既に戦いそのものには興味がなくなっているが、やる気は十分にある。
 出力形式は超能力であるが、実際のところ剣による剣の行使と同じである。過程が異なるだけで、もたらされる結果は変わらない。クラスメイトの一部が言うような魔法でもオカルトでもない。ただ一つ優れている点といえば、彼女は生まれながらに剣師であり、そして恐らくは死ぬまで剣師であることだろうか。
 瀬子の攻性プログラムは、処理系のリソースの一部を割いて反射機構を形成するよう変更された。五感は閉ざされているが、第六感であるところの超感覚は領域を侵した一切のベクトルを掌握し、精密に反転させる力を生じさせる。
5/0/0/3/導0黙胎熱鏡全/習志野瀬子

オーナー

clown

URL

http://n-ap.com/tf/(18禁注意)

マケニピ

身体性能

10/0/0/3

全体剣、加熱剣、臥竜剣、過重剣、魂の剣

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社交的な性格の女子生徒。姓は持たないのが正式だが、便宜上シエと名乗ることがある。
中学時代から呪術に興味を持ち、ときどき実践している。
特に、毛筆で書かれた文字には何らかの力が宿って読者に干渉すると信じているため、
筆ペンを携帯して常用している。
『記号呪術の基礎』は愛読書の一つ。
緋森高に彼氏がおり、休日はよく二人でサイクリングに行く。

"…このような観点に立てば先の問に明快な答を用意することができる。
すなわち、個々の細菌は知性を持たない。然るに細菌の集合を、あるいは
細菌の特定の種を全体として一個の実体と捉えるならば、それは演算機能を持ち、
薬剤耐性の獲得という現実の問題を解決する能力を持つ。この事実の意味するところは、
件の実体がまさに広義の知性を持つということに他ならない。…"

オーナー

mkotha

URL

http://www.kotha.net/

加賀 峰
身体性能

5/0/0/4

魔法剣、鏡の剣、鏡の剣、鏡の剣、押分剣

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受け身のままでは勝てない。
でも血を見るのは怖い。
ならば、どうすればいいか。

加賀は鞄の中から修学旅行に関するプリントの束を取り出し、それを見つけて取り出す。

『剣リスト』

彼女の要望を満たす剣は、幸いにもすぐに見つかった。


・魔法剣<攻><遅延2><リミ>:対象HP÷2ダメージを与える。(端数切り上げ)

剣でありながら斬る事無しに相手に傷を負わせる事の出来る剣。
今の彼女が手にとれるのは、これだけだった。

オーナー

ジオK

URL

http://geok.blog.shinobi.jp/

暴走紫電技野 姑獲女【バイオレント・エレクトロ・テクノ・ウブメ】

身体性能

5/0/0/3/

黙祷剣、黙祷剣、紫電剣、胎胎剣、導来剣0、デス剣

設定

「アタシを”鬼虎羅【おこら】”せて―のかよ……!?”死滅【シメ】”て、魂、”輪廻転生【リリースバック】”してやンよ……!?
 
 
緋森高2年の猛きレディースガール。
緋森高校俳句部とブレイスヴァ対策委員会・緋森支部(活動内容は、ブレイスヴァがいかに恐ろしいかを語り合う事。部員はまだ彼女のみなので、スカイプで故郷の人と話してる)を掛け持ちしている。
 
趣味は詩の文化研究、好きなものはブルースリー(死亡遊戯はブレイスヴァ・ムービーだと思ってるから)
嫌いなものはハッキリ物を言わない人、なによりも恐ろしいブレイスヴァはブレイスヴァ。

オーナー

一ノ瀬 屠殺彦

URL

http://twitter.com/breasvha

カルキ
身体性能

5/0/0/3

臥竜剣、臥竜剣、魂の剣、拡散剣、導来剣0、デス剣

設定

生は輝かしいモノでなければならない。
くすみ、汚れたりはすれど、その本質は純然たる黄金でなければならない。
カルキが求めていたのはまさしくそれである。命を照らす輝き。
唯一無二の解、その瞬間だけは思わず全てを肯定したくなるような今。
それが生だ。
カルキは全てを許し、全てに許されるために、その生の輝きに縋ろうとしていた。
だが、常人の感性と性質を持ち合わせていないカルキは迂回を余儀なくされた。
その迂回経路が、自己犠牲。
自らの生を殺し、全てを許し、全てに許される。
己の生を肯定させる。

しかし、それは、もはや生ではなかった。

カルキはふと思った。
己の生で、今まで自分のやってきたことは何だったのかと。
自己を殺した所で相手が受け入れるのはカルキという表面、あるいは、その理性だ。
つまり、彼女の生そのものを相手が肯定することはない。
彼女の本質的な生は、爆発。一瞬だけ閃光のように行きて死ぬ。ただ単純な暴力だ。
それを歪ませ、凍結させた彼女を回りに認めさせたところでそれは生にあらず。
日陰に咲くタンポポが自然物でないのと同じように、影で生まれた人格はその人間の本質を現さない。

みじめだ。
かなしい。
どうして。

最良の経路と思えた道から、一瞬にして暗転。悪いことにその航路は既に半ばを過ぎていた。
感情の消えた先にある自分への恐怖が芽生える。
それは私ではない。私はここにいる。
痛みに怯え、みっともなく泣きはらし、孤独に震え、道にさ迷う枯葉のような私はここに。

カルキは泣いた。
生まれて初めて、魂の底から泣いた。

オーナー

nitoro

岸堀 湯画 (きしほり ゆが)

身体性能

20/0/0/2

黙祷剣、胎胎剣、滅奏剣、詠唱剣

設定

バスが純粋独立地区を通過する間、目線を足元におとしていた。
窓の外の風景に半年前までの自分がいるような気がして怖かったからだ。
「きみを立派に育てあげなければ姉に会わせる顔がない。
最高の環境で最高の教育をうけてもらいたい」
突如現れた叔父を名乗る人物によって人生が激変した。
言われるがまま、緋森高等学校の門をくぐる生活を初めてもう一カ月になる。
だが自分はまともな教育をうけたことがない人間である。
生粋のエリート達の授業や会話についていけるわけもなく、空ばかりを見ていた。
教師も叔父もそれを特に問題には思っていないようで、私はただ席に座っていればいいようだった。
この修学旅行という行事もおおむね静かにしていればいいと思っていたのだが。
どこにいようと生き残るためには戦わなくてはならないようである。

オーナー

クク

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コヨミちゃん

身体性能

5/0/0/3

黙祷剣、導来剣0、黙祷剣、紫電剣、爆炎剣、黙祷剣

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ウサ耳少女。
好物は焼き鳥。
赤目は自前。
小学校に入った当時、目の色でさんざんからかわれた。
カラコンは黒でも校則違反だった。
学芸会でウサ耳つけてる間はからかわれなくて、それ以来ウサ耳をつけている。
苦手な物:カエル・ウサギ・見えないもの

オーナー

SNPcat

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ないよー