『マーガレット・ハンドレッド』投稿キャラクター 第三回戦

5/0/0/4

加熱剣、導来剣0、堕胎剣、黙祷剣、胎胎剣、剣戟剣、押分剣

生徒の名は瑠倉と言った。
周囲よりもちょっとばかり剣の扱いに長けていて、本人もそれを自覚し内心で誇りに思ってもいた。
暇さえあれば剣道部の月例大会に乱入し、勝ったり負けたり倒したり倒されたりした。
トレーニングと称して購買委員会も兼任するなど、クラス内でもそれなりに目立つ部類であった。
修学旅行においてクラスの頂点に立つことは、卒業後の社会を渡る上での貴重なステータスでもある。
子供らしいと自負しながらも、剣闘で食べていくことが彼の密かな野望だった。

そして彼の野心は、今まで何てことないと思っていたクラスメイトに挫かれる。
修学旅行において初めて、隠していた爪を観衆に晒しクラスの頂点に座した女子高生がいた。
進級後も本気を見せた彼女と幾度となく張り合ったが、その度に見るも無残な戦績を残した。

卒業後は国立の大学に行くのだと言っていた。剣闘はもうやらないとも。
望み焦がれていたものを無邪気に棄てた彼女を、大人気なく恨みもした。
彼が大学を辞めた今あの頃を思えば、もしかしたら彼女のことを好いていたのかも知れない。
その後彼は死ぬまで、彼女の顔を見ることはなかった。

友人K

http://kirlytrpg.blog.shinobi.jp/

5/0/0/4

導来剣0、黙祷剣、胎胎剣、黙祷剣、黙祷剣、反響剣、星霜剣

元・いじめっ子。今は反星している。

☆

目が覚めると蘇生室のベッドの上だった。
ケータイを開くと、「おめでとーo（^-^）o」とか
「腰骨大丈夫？」とかそんな感じのメールが何件も来てたから
適当にポチポチ返信を打ってると、たゆみ先生が
心配そうにあたしを訪ねてきていきなりの一言。
「溝漬さん、お腹の子は大丈夫かしら？鯛良先生も心配しているのよ。
大事をとって三回戦前に一度検査に行きましょうね」
「・・・・・・は？」

スrice

http://gattaihenkei.web.fc2.com/m100.html

15/0/1/2

加速剣、鏡の剣、加熱剣、拡散剣、絶対剣、舞踏剣

アリスとは所属グループこそ違えど、趣味も合うし※1、本を貸し借りする程度の仲※2。物事に波風立てたくないタイプというあたりの性格も似ているようだ。
「次の試合当たっちゃったね？」
「うん。憂鬱。もういやだな殺し合いとかするのは」
「私も。」※3
「そんなことより布教用に漫画持ってきたんだけど読まない？」※4
「読む読むー」

※1…このテの女子は趣味の話題になると急に早口になりやたらよく喋るようになる。
※2…ユーリカンは、放課後にアリスと本の話題で盛り上がっているところをカリナに見られて、「アリスはなぜかユーリカンに心を開いている」と嫉妬を受けて軽く嫌がらせを受けたこともあるが最近はなくなった。アリスとの仲が進展したんだろうか？
※3…戦うのイヤな人間が３回戦まで進んだりしないよねとか思いつつお互いツッコまなかった。
※4…修学旅行の夜には生徒達は漫画部屋や恋バナ部屋やトランプ部屋に分かれる。漫画部屋には高確率でえっちな漫画が持ち込まれる。

さまんさ

5/0/0/3

導来剣0、黙祷剣、黙祷剣、黙祷剣、儀式剣1、黙祷剣、残響剣、紫電剣

不正な参照を含んだ紫電のビルドを行った私は、
勝つことでのみ生き抜くことが出来た、いつかの戦いを知った。

引き換え、実力差や優劣が決まるというだけの、
いわば形式的な戦いに一喜一憂していた私はなんだったのか。
それともこれは道徳の授業か何かで、もしもいつかの戦いと同じようになった時、
私たちはこうすることでしか生き抜けないという実感を与えたかったのか？

そんな風に、客観的に自分の弱さを見つめなおすことが出来たのは、
ただ強かったあの剣士のお陰だった。

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「よろしくお願いします」
柿野が微笑む。

アリスは柿野に対し、戦闘前に一度だけ会話を持ちかける。
「…戦闘にも、基礎能力にも秀でたあなたも気づいている筈」
柿野は静かに頷いて、しかし特に同様もなく返答する。
「解ってたわよ、でも性能的には反則というわけではないからね」

アリスの細腕には、明らかに両手用の洋剣が二振り握られていた。
「私はもう、私を失わない。私が相手をする」

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「一度意識して残響剣を使ってみたらどうかな、自分のことがよくわかるはずだよ」
そう言われ、渡された一振りの剣。

supply

http://www.m-infinity.info/

本キャラクターは作者の意向により二次創作が禁じられています。

10/0/0/4

先行剣、警戒剣、デス剣、黙祷剣、黙祷剣、残響剣

「わからないこと」が大好きで大嫌いな女の子。

わかってしまった。

今まで一度も理解できなかった、人の心が。
難解すぎて何回やってもわからなかった、人の自我というものが。
心理学や行動学なんてものを飛び越えて、シナプスとシナプスが手を取りあった。

これまでの人生で一番大きな快楽が体中を駆け巡った理解子は、
試合の後、クラスメイト一同の前で、口から漏れる喘ぎを噛み殺した。

「くれぐれも大切に使ってくださいねー」

恥辱に顔を火照らせたままの理解子を、利根川たゆみがの押印が追撃する。

（そ、んな……もうこれ以上……っ、きちゃ、んううっ！！）

切れかけの蛍光灯のように明滅する理解子の意識の中に、声が聞こえた。
遠くから呼びかけるような、どこか懐かしい、猫なで声が。

まもる

5/0/1/2

儀式剣0、儀式剣0、導来剣0、黙祷剣、導来剣0、黙祷剣、反響剣、押分剣

百草灯。髪と目の色は生まれつき。髪型はただの寝ぐせ。
二回戦は馬鹿とフレーバーは使い様って感じだった。当たらなかったけど。

脱力系を通り越して無気力系な女の子。頑張るということがほぼ無い。というか無い。
ほとんど才能と運だけで生きてるので努力とかしないのである。
勉強とかもやらずともそれなりにできてしまう。5段階評価でいうと4か3くらい。
できないことは他の人にやってもらえばOK。
「鍛えるより身体性能に途心振った方が早くない？」とか思ってる。
百草さんにはやる気、根気、元気というパラメータが存在しないっぽい。
「帯剣民＝頑張らなくていい人種」という認識。
楽したいので特権はあるだけあった方がいい、と思って美化委員に入ったものの、冷静に考えたら殺人許可証的なものなんか貰ったところで日常生活で人殺す場面なんてまずないから何の役にも立たない。しかも免許じゃなくて始末書なところとか最悪だ。
もちろん面倒なので委員会には一度も顔を出していない。

ホームシックで毎晩泣いているのはクラスメイトには秘密。

「鯛良せんせー。死ぬほどだるい。というかむしろ死ぬ。帰っていいですか？」
「あー、はいはい、死ぬなら演舞場で死ね」
「もういいです。せんせーに聞いた私がバカでした。どーせ鯛良せんせーは私が脳漿ぶちまけて死ぬところが見たくてたまらない変態さんですよ。利根川せんせー。鯛良せんせーが私のコトいじめまーす。セクハラしてきまーす（棒読み）」
百草さんはたゆみ先生よりよどみ先生派。

わからないことは、わからないままでいい。疲れるしさ。
むしろ理解したらまずいコトだらけじゃないのか、この高校は。

からの

http://kuudou.spaces.live.com/

10/0/0/4

魂の剣、導来剣0、加熱剣、全体剣、剣戟剣、臥竜剣

社交的な性格の女子生徒。姓は持たないのが正式だが、便宜上シエと名乗ることがある。
中学時代から呪術に興味を持ち、ときどき実践している。
特に、毛筆で書かれた文字には何らかの力が宿って読者に干渉すると信じているため、
筆ペンを携帯して常用している。
『記号呪術の基礎』は愛読書の一つ。
緋森高に彼氏がおり、休日はよく二人でサイクリングに行く。

"…このような観点に立てば先の問に明快な答を用意することができる。
すなわち、個々の細菌は知性を持たない。然るに細菌の集合を、あるいは
細菌の特定の種を全体として一個の実体と捉えるならば、それは演算機能を持ち、
薬剤耐性の獲得という現実の問題を解決する能力を持つ。この事実の意味するところは、
件の実体がまさに広義の知性を持つということに他ならない。…"

日常会話レベルのベトナム語が使える。
一応キリル文字は読めるがロシア語は理解できない。

"…言い換えるなら、活発なミームを設計してその知性を効果的に運用すること。
これが記号呪術の要諦である。…"

mkotha

http://www.kotha.net/

5/0/0/3

導来剣0、黙祷剣、胎胎剣、黙祷剣、黙祷剣、炎上剣、先行剣、デス剣

これは、亜限界の終端―――『火葬されし琥珀（ブロウ・ヴァーン）』……

なんで、かな……こんなに速く終端が見えるなんて―――
思っても、見 った

マケニピ、ごめん。
一番最初に巻 込んじ ったね。
もう、みんなおしま みたい け、ど―――




みんな、大好きだったよ。

一ノ瀬屠殺彦

http://www.dokoni-ikouto-iunoka...breasvha-karaha-nigerarenai.ne.world/